御影山手の家|神戸市_狭小住宅設計
『傾斜地 + 狭小住宅の魅力』
コンセプト
敷地面積約18坪。延床面積約18坪の俗にいう狭小住宅に快適に暮らすための3つの建築的操作を施してみた。
まづ1つ目は、傾斜地の特性を活かし、高低差を利用したマドの配置によるプライバシーの保たれた大きなマドからの開放感。
次に容積率maxの中に設けられたリビング上部の吹抜。平面的に制限のあるスペースへの空間ボリュームの増幅操作。
最後に山手ならではのロケーションを活かした展望テラス。
それぞれの建築的操作は互いに連動し、この狭小住宅に豊かな快適空間を提供している。
photo:Stirling Elmendorf Photography
基本情報
・所在地 :兵庫県神戸市
・主要用途:専用住宅
・敷地面積:59.14m²
・建築面積:29.16m²
・延床面積:59.13 m²
・規模 :地上3階建
・主体構造:木造