株式会社片岡英和建築研究室

プライバシーLv.maxのガレージハウス

Access Contact Us

プライバシーLv.maxのガレージハウス

プライバシーLv.maxのガレージハウス

2020/11/26

こちらの『設計事例のアレコレ』ではホームページのプロジェクト紹介の事例写真+αの各々の写真に設計意図や個人的なコメントを書き入れたページとなります。プロジェクトページと併せてご覧頂けると幸いです。

<愛知県のプライバシーLv.maxのガレージハウスの住宅設計事例>
※稲沢GH/ガレージハウスのプロジェクト紹介ページはこちら

愛知県で設計監理しました外周壁に窓のないプライバシーレベルMAXのガレージハウスです。
外観からは想像できないとは思いますが、内部にはライトコート(光庭)を3ヶ所設けて健康的な明るさを十二分に確保しています。建築基準法においても全ての室が採光居室として成立しています。

外界との接点_その1/ガレージ出入口
駐車場の出入口はアルミ製フラットスラットのオーバースライダー形式を採用しています。
幅広のアルミフラットパネルと外壁のフラットサイディングを同調させてシンプルモダンなデザインとしています。

外界との接点_その2/玄関アプローチの開口
奥の玄関扉に至るまでのアプローチ上部には、ライトウェル(光井戸/光庭と同等に扱っております。)があり、明るい玄関ポーチとなっています。
外界との接点はガレージ出入口と玄関アプローチのみとなります。

玄関ポーチ
黒い箱の中に一歩足を踏み入れると外部からは連想できない明るい玄関ポーチが待っています。
玄関扉に向かって左側ブロックの1階にガレージ、2階にゲストルーム、対面にはリビングを配置しており、ライトウェルからの光で明るい室内空間を形成しています。
今回の建物にはサーマスラブを採用しており、ガレージエリアも床暖房仕様となってますので、冬場でも車弄りができます。(勿論、車好きな施主要望です。)

タイル貼りのリビング
サーマスラブの床暖房仕様としています。
片岡英和建築研究室では吹抜け空間を設計する際には輻射熱暖房(今回はサーマスラブ)を推奨しています。

大きな吹抜け空間のリビング
面積の数字以上の広がりが感じられる吹抜け空間は空調効率の観点から敬遠されがちですが、深夜電力を使った蓄熱輻射暖房で省エネルギー化を実現できます。

ライトウェル(光井戸)
玄関ポーチを光で満たし、隣接する生活エリアにもお裾分け。
セブンチェアの傍らにあるガラス面にはバーチカルブラインド(縦型ブラインド)を設け、たて格子の様に一定方向からの視線を切る予定です。

キッチンからの眺め
リビングから玄関ポーチを跨いでガレージを見ることができる計画としています。
奥に延びる階段はゲスト用、手前に見えているキャンチレバー(片持ち)の階段は私用にして、玄関を挟んだ動線の分離をしているのでリビングに入ることなくゲストルームにアプローチすることも可能です。

ゲスト用階段
ミニマルデザインのリビング階段とは異なり、ゲスト用の階段は柔らかな光の入る静かな階段としています。

ライトウェル/2階からの眺め
2階のゲストルームからライトウェル(光井戸)を挟んでリビングをみてます。

ライトコート
2階寝室と1階水廻り空間を光で満たすライトコート(光庭)。
デッキテラスの写真右手はバスコートとなっていて、外界からの視線を完全にシャットアウトしたお風呂の庭になっています。

バスコート
ライトコートとバスコートの関係。

バスコートの見上げ
白い壁が光を反射・増幅させ、リビング+寝室+お風呂を光で満たす設計としています。

一繋がりの水廻り空間
ビルトイン洗濯機を設置して洗面カウンターをスッキリさせ、洗面室と浴室との境界はガラスで仕切り一体空間としています。

空を切りとるピクチャーウィンドウ
こちらはゲストルームに隣接するライトコート。

 

※稲沢GH/ガレージハウスのプロジェクト紹介ページはこちら

 

京都・大阪の建築設計事務所(全国対応可)
Renault4建築家、片岡英和建築研究室
※オンライン打合わせ対応可能

----------------------------------------------------------------------
株式会社片岡英和建築研究室
〒604-8244
住所:京都府京都市中京区元本能寺町382 MBビル3F
電話番号 :075-585-6025


居心地よい住宅を京都よりご提案します

----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。