株式会社片岡英和建築研究室

中間検査(基礎配筋の工程及び2階床版の取付工事の工程)_Yプロジェクト/京都市右京区_オフィスビル設計

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中間検査(基礎配筋の工程及び2階床版の取付工事の工程)_Yプロジェクト/京都市右京区_オフィスビル設計

中間検査(基礎配筋の工程及び2階床版の取付工事の工程)_Yプロジェクト/京都市右京区_オフィスビル設計

2021/12/22

京都のオフィスビルプロジェクトの方も、杭工事を経て地中梁(基礎)部分を掘削後、捨てコンクリート〜レベル出し〜地中梁配筋へと工程が進んでおります。

参考写真:地中梁・基礎配筋状況(広域写真)

以前の工事写真でも掲示していたのですが、各部の鉄筋の組み上がり状態などはBIMによって視覚化(3次元化)された施工図にて随時確認。

・民間確認検査機構の中間検査には現場監督および、設計監理者(片岡英和建築研究室)が3者立ち会いの上実施されます。
基礎形状、鉄筋経、鉄筋本数、鉄筋間隔、かぶり厚さなどが設計図書通り適切に施行されているかを検査します。

参考写真:民間確認検査機構による中間検査の模様

・地中梁・基礎の工事工程の中間検査をクリアし、次の工程である鉄骨建て方に向けて鉄骨製作工場のある徳島にて鉄骨製品検査を実施。

参考写真:鉄骨製品検査_超音波探傷試験

参考写真:鉄骨柱のテープチェック

柱や梁といった鉄骨部材にスチールテープを当て各部寸法を確認し、溶接部分は超音波探傷試験によって溶接部および材に傷がないかを試験していきます。特にダイアフラムなど複雑なパネルゾーンには注意が必要ですが、近年、溶接ロボットの精度が著しく進化しているので、欠陥がでることは皆無に等しいです。

参考写真:奥から手前に建て方進行中

細長い敷地なので、奥から5日間かけて鉄骨を手前まで組み上げて行きます。

参考写真:鉄骨棟上の全景

ほぼ全ての柱・梁が組み上がり、あとはペントハウスを残すのみ。
アプローチの吹抜空間がイメージ通りの空間ボリュームとなっており、イイ感じです。

参考写真:3層分のライトコート(光の庭)

建物内の各所に散りばめたライトコート(光の庭)から光を取り入れ、ビルの立ち並ぶ市街地においても光溢れるオフィス空間となるように計画をしています。

参考写真:エントランスホールのライトコート

アプローチコートの吹抜けと相まって、エントランスホールのライトコートも広がりある空間になっています。

参考写真:ホワイエに面するライトコート

3階ではホワイエに寄り添うようにライトコートを配置し、3階全域に屋外との連続性を紐付けています。

参考写真:3層分のライトコート見上げ

3方をビルに囲まれた1階の駐車場に唯一光を届けるライトウェル(光井戸)。

棟上も無事完了し、民間確認検査機構による2回目の中間検査(基礎配筋の工程及び2階床版の取付工事の工程)も難なくクリア。

年内の目立った工程はここまでとなりますが、年明けには外壁工事が始まりますのでより一層建物の形状が浮かび上がってくるので楽しみです。
これまで順調に工事は進んでおりますが、引き続き事故の無いよう関係業者各位様、引き続き宜しくお願いいたします。

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