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注文住宅をお考えの方に!契約の注意点についてご説明します!

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注文住宅をお考えの方に!契約の注意点についてご説明します!

注文住宅をお考えの方に!契約の注意点についてご説明します!

2021/03/14

「契約は難しくて何に注意したらいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
注文住宅は、後悔しないためにも契約のときにさまざまなことに気をつける必要があります。
そこで今回は、注文住宅の契約で押さえておきたい注意点についてご紹介します。

◆4つのポイント◆

設計事務所に依頼をして注文住宅を建てる場合、工事契約(施工会社)と設計監理契約(設計事務所)の各々の契約をすることになります。この契約をするときに、以下の4つのポイントに特に注意する必要があります。

ポイント1. 不明点はしっかりと建設会社(工務店)に説明を仰ぐ

注文住宅の完成後や住み始めてから「思っていたのと違った。」と後悔しても、どうしようもありません。このような後悔を防ぐためにも、契約内容でわからないところや気になるところはそのときに伝えましょう。しっかりと説明をしてもらい、心から納得した状態で契約することで、最終的には満足度の高い家づくりにつながります。

ポイント2. 詳細な見積書かどうか確認する

見積書とは、工事費用内訳明細書ともよばれる、工事費にかかる費用が記載された書類のことです。この見積書が詳細に書かれているかを確認しましょう。なににどれくらいの費用がかかるのか、なにが含まれている金額なのか、などをあえて曖昧に記載して、工事の際に言い訳ができるようにしている可能性もあります。曖昧な部分は問い合わせをして、真摯に対応してくれるかを確認するといいでしょう。

参考資料:見積書(木工事明細の一部)

当設計事務所(片岡英和建築研究室)では工事明細及び工事金額が適正に記載されているかなども第3者的立場から客観的な意見だしをさせて頂いており、建設会社や工務店との交渉&調整含めて設計監理の一貫業務としております。

ポイント3. 工事費の支払いは数回に分ける

依頼先によって、工事費の支払い方法は異なります。例えば、建物引き渡し時に一括で支払う形もあれば、数回にわけて支払う形もあります。現在主流となっているのが、工事の進捗状況に応じて数回に分けて支払う「出来高払い」と呼ばれる方式です。

出来高払いの中でも、依頼先によってどの段階で最も多く支払うのかなどの割合は異なります。さらに、「出来高に見合った支払いを行う」ということは、「支払った金額が返還されることはない」ということです。

もしも施工途中に、依頼先の会社が倒産したり工事を中断されたりしても、すでに出来高に対して支払った費用が返還されることはありません。そのため、その都度出来高に見合った金額を支払うように注意しなければ、余分にコストがかかってしまうかもしれません。このリスクをふまえて、支払いを複数回に分けるとともに、進捗状況に見合った金額を支払う契約をすることがポイントになります。

ポイント4. コストダウンは契約前に減額項目を整理する

コストダウンをお考えの場合は、契約を行う前に減額項目を整理してから事前打ち合わせをしておきましょう。減額項目を整理する際には設計内容&工事費明細を全て理解している必要がありますが、一般の方(エンドユーザー)だけだと、専門的な知識が不足しているため項目の整理がしづらいかと思います。
設計事務所と共に工事内容&工事金額の確認をしておけば、工事契約後も減額調整を比較的容易に進めることができますので、減額するかしないかに関わらず必ず設計事務所を通して契約内容(工事内容)を確認するようにしましょう。

参考資料:VE(バリューエンジニアリング)リスト

□まとめ

今回は、注文住宅の契約時の注意点について4つご紹介しました。
ご不明点や疑問点などありましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。

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