注文住宅の購入をお考えの方へ向けて防犯対策について解説します
2021/07/12
注文住宅を建てる際は、防犯についても考慮する必要があります。
空き巣に狙われやすい家には、どんな特徴があるのでしょうか。
ここでは、場所別の防犯対策についても解説します。
□ 空き巣に狙われやすい環境の特徴
特徴①. 大きな公園が近くにある
空き巣はまず、下見をしてから侵入します。
狙いをつけた家の近くに大きな公園があれば、日中多くの人が行き交うので、長時間下見をしても目立つことはありません。
そのため、近くに大きな公園があると、入念に下見ができるので狙われやすくなります。
家族が留守になる時間帯や侵入経路なども簡単に把握されてしまうため、空き巣に入られやすい様です。
特徴②. 庭などに樹木が多く見通しが悪い
庭に背が高い樹木が多かったり、高い塀に囲まれた家はターゲットにされやすいです。
侵入時に隠れる場所が多いので、空き巣にとっては好都合なのです。
また、高い塀があると侵入者を防げると思いがちですが、一度侵入してしまうと、何をしても外から見えないので、かえって危険な場合もあります。
特徴③. 袋小路など視界の悪い立地にある
袋小路に建つ家は死角が生まれやすいので、空き巣が入りやすく逃げやすいために狙われる傾向にあります。
□注文住宅の場所別の防犯対策
*窓
人が侵入しやすい大きく開けた窓を、注文住宅に設置する場合は注意が必要です。
必ず周囲からよく見える場所で、しかも敷地の中を通らないと、窓のそばに近寄れないような場所に配置しましょう。
窓を簡単に割られないように、防犯フィルムをガラスに貼ったり網入りガラスにしたりと、防犯対策&方法を考えておくと良いでしょう。
*玄関
玄関は、家への出入り口なので外から入りやすい場所に設けるものです。
出入口ということは、誰が近づいてきたとしても不審がられることが少ない場所とも言えます。
ドアを開ける前に、来訪者を確認できるモニター付きのインターフォンを付けるのがお勧めです。
また、留守中でも玄関の鍵をピッキングされにくいものにすれば、さらに安心です。
*勝手口
玄関には厳重に鍵をかけているのに、勝手口は簡単な鍵しかつけていない場合があります。
これでは、「勝手口からどうぞ」と空き巣を招いているようなものです。
玄関はもちろん、勝手口もツーロックが基本と考えましょう。
玄関も勝手口も侵入に時間がかかると、人に見られる危険が増す上に、不審に思われる確率が高まります。
ゆえに、時間稼ぎとしても複数の鍵をつけるのは防犯対策として有効なのです。
□まとめ
注文住宅を建てる際は、防犯対策もしっかりしたいものです。
近くに大きな公園があったり、庭に樹木が多かったり高い塀に囲まれた家は、空き巣に狙われやすいので注意しましょう。
大きな窓は外から見通しのよい場所に設置し、防犯ガラスを使えばひとまず安心です。
玄関にはインターフォンを取り付け、勝手口も含めてツーロックにすることをおすすめします。
注文住宅をご検討中の方は、お気軽に当社までご相談ください。
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