CLT活用建築物等実証事業について

CLT（クロス・ラミネイテッド・ティンバー）は、木材を交差させて層を作り、接着剤で固めた建材であり、大型のパネルとして使用されます。CLTは、軽量でありながら強度が高く、施工性に優れ、環境にもやさしい建材として注目されています。

CLT活用建築物等実証事業とは林野庁の補助事業であり、CLTを建築物に活用することによって、地震に対する耐久性や省エネ性、快適性などの特性を実証するために行われる事業です。具体的には、木造住宅、集合住宅、オフィスビルなど、様々な建築物のCLT化を進め、その効果を実証することが目的です。CLTを活用することで、木材の強度や剛性を最大限に引き出すことができ、従来の木造建築物よりも高い耐久性や省エネ性を実現することができます。また、木材独特の質感や温かみを感じることができ、心地よい空間を提供することができます。

このように、CLT活用建築物等実証事業は、環境にやさしい建材であるCLTを活用することで、快適な空間を提供し、持続可能な社会の実現につながる取り組みです。

オフィスビルや商業施設等を設計する片岡英和建築研究室も、CLT活用建築物等実証事業の設計実績がありますので、採択条件や補助金の内容が気になる方など、お気軽にお声がけ下さいませ。