新築のキッチンでよく選ばれるダウンライトとは？照明選びのポイントをご紹介！

キッチンの雰囲気は、照明しだいで変わるので、取り付ける照明器具は、よく考えて選びたいものです。
新築住宅のキッチンの照明として、ダウンライトは人気な照明のひとつです。
ダウンライトには、どのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、キッチン照明選びのポイントについてもご紹介します。

参考写真：キッチンのダウンライト_修学院の家（京都市）／設計監理・片岡英和建築研究室

 

□ダウンライトの特徴

ダウンライトは、天井に埋め込むタイプの照明です。
本体部分が天井内にあるため、出っ張りがなく、見た目がスッキリするのが特徴です。
ダウンライトは、必要な場所だけ照らすために、用いることが多いのですが、複数のダウンライトを使用すると、広範囲を照らすこともできます。
キッチンのように狭い空間なら、数個のダウンライトがあれば、十分な明るさが得られるのでおすすめです。
ダウンライトは見た目がオシャレで、掃除も楽なのですが、値段が高めで、照明の交換がしづらいといったデメリットがあります。

□キッチン照明選びのポイント

キッチンの照明は、以下のポイントを押さえて選びましょう。

＊ポイント1. デザイン

キッチン用照明のデザインは、キッチンに隣接するダイニングや、リビングとマッチするデザインにしましょう。
隣接する室の照明イメージをマッチさせることによって、まとまりのある落ち着いた空間が生まれます。

参考写真：スキップフロア住宅_甲賀の家（滋賀県）／設計監理・片岡英和建築研究室

＊ポイント2. 明るさ

キッチンは料理を作るために、十分な明るさが必要です。
手元に影ができると、包丁などが使いにくくなります。
キッチンのメインになる照明を選び、手元を照らす照明を追加すると影がなくなります。
また、料理に使う材料の色が、実際の色と違って見えるような照明は、キッチン向きではありません。
の材料や出来上がった料理が、自然の色に見える照明を選びましょう。

＊ポイント3. 機能面

キッチンは油がはねたり、湯気がこもりやすいので、他の部屋の照明より汚れやすい傾向があります。
そのため、掃除しやすい照明を選ぶことも大切です。
キッチンを、ダイニングやリビングの一部と考えて、明るさを一緒に調整できるようにすると、使いやすくなります。
また、キッチンの照明は、光源が見えないようにすることが大切です。
料理中に光源が目に入ると、まぶしくて作業がしづらくなるからです。

□まとめ

キッチンの照明として、ダウンライトを選ぶ人が増えています。
ダウンライトはオシャレな雰囲気で、本体部分が天井に埋め込まれているので邪魔になりません。
キッチン用の照明は、デザイン、明るさ、機能面を考えて選ぶようにしましょう。
照明によってキッチンの雰囲気が変わるので、照明はじっくり考えて選びたいものです。